金沢輸入車ショウ2008 (1)

金沢輸入車ショウは，毎年この時期に開催されます。
ちょっと執筆が遅れましたが，２月３日に行ってきました。2005年の２月のショウ以来，３年ぶりです。
エスクードを購入して以来利用しているタイヤ預かりサービスの店舗の近くにある，石川県産業展示館が会場です。ちょうど，エスクード→SX4の乗り替え当日で，SX4の夏タイヤを預けに行って作業が終わったところで，まだ開催時間が１時間あまり残っていたので，そのまま産業展示館に向かいました。

出展メーカーは，毎年ほぼ同じ顔ぶれです。会場に入ってすぐのロビーに窓口があり，そこでチケット（500円）を購入して入場。その奥に屋内展示場があります。展示場は長方形をしていて，そこを中央で４ブロックに分割するように，縦横にやや広い通路が設けられています。長辺のほぼ真ん中が出入口で，各メーカーや代理店は，長辺に沿って車両を展示します。今年の場合，入口を入ってすぐ左のブロックにシトロエン，クライスラー＆ダッジ，MINI，アルファロメオ，フィアット。その向かい側がフォルクスワーゲン，アウディ，フォード（＆シボレー），ローバー，ジャガー。通路をはさんで隣がBMW，ボルボ，ポルシェ。最後の１ブロックがルノー，メルセデス＆スマート，プジョー。これで，ちょうど時計回りに一周して出入口に戻る格好です。
各ブロックの端から建物の壁まではまだ10メートルほど余裕があるので，ポルシェの奥の壁際に，ハーレー・ダビッドソンが二輪を並べていました。反対側（アルファ・フィアット，フォルクスワーゲンの奥）には，自動車関連企業のブースや雑貨・軽食コーナー。メルセデスとBMWでは，グッズ販売もありました。2005年のショウの写真やブログ記事を確認したら，この他にフェラーリが575Mマラネロを展示していたのですが，今年はナシ。

名目は展示会ですが，東京モーターショーやオートサロンのようなイベントとは違い，販促・営業の色合いが濃いイベントです。実際，購入を前提に説明を受けている人もいます。その分，私のようにただクルマを見たくて来た，という人間には見向きもしないスタッフもいます。私はその方が気楽にすごせるのでありがたいですが，クルマの説明をしてほしくても，そこの代理店のお得意さんらしき客としゃべってばかり，というのはやや不満。私がこのショウを訪れるのはこれで３回目ですが，某社はいつもそんな印象だなあ。どうせ，そこのクルマとは一生縁がないでしょうけど。

毎年，石川の地方ニュースにもなる（NHKも扱う）このイベントには，必ず目玉となる展示車両があります。初めて行った2004年のショウではマイバッハ（4,500万），2005年はフェラーリ575Mマラネロが目玉。
今年の注目は，何と言ってもメルセデスが持ち込んだSLRマクラーレン・ロードスター。

ニュースで知っていたので，真っ先に見に行きました。２シーターのオープンカーで，お値段7,000万円（車両本体のみ）。
スウィング・ウィング・ドア（いわゆるガルウィングドア）のヒンジの下あたりに“McLaren”のエンブレムがあります。

スピードメーターは340km/hまで刻んであります。ステアリングの後ろにパドルシフト。

一部を除き，ほとんどのクルマはドアを開けて乗り込めるようになっています。SLRマクラーレンなんかが，その除かれる一部です。
が，今回は，全部外から見るだけにしておきました。
だって，SX4納車になったばっかりだから，輸入車と比べたくなかったし。欧州ではライバルと目されているらしいフォルクスワーゲンのクロスポロも見ましたが，私はSX4が好きだなあ（＜親馬鹿発言）。

他のクルマは，次の記事で。