早まった！と思ったけれど

　今日，イー・モバイルが新製品の発表会を開き，なんとPocket WiFiの新型（後継機）を出すというではないですか！　しかも単なるモバイルルータではなく，Android 2.2（Froyo）搭載で，音声通話やwebの閲覧，GPSまでついちゃって，お値段なんと19,800円！
　Ariaを予約したのは，早まったか？

　この新型「Pocket WiFi S（S31HW）」は，海外ではスマートフォンとして販売されている中国メーカーHuaweiの“IDEOS”。今からおよそ１ヶ月後の発売ということなので，Ariaを2ヶ月待ったのだから，あと1ヶ月くらい待ってもどうってことはないし，何より安い。スマートプランライトの場合，Ariaに比べて端末代が10,000円，基本使用料が300円安上がりになります。
　明日の昼頃，予約した量販店から最終的な納品の確認の電話がある（17日に引き渡しできないなら，出向く必要がなくなるから）ので，その電話のときにキャンセルを入れることもまだ可能。さあ，どうしよう。

　と，思ったのですが。
　帰宅してGIGAZINEや週アス，+D mobileの記事やレビュー動画を見ながらいろいろ比べつつ，使用目的やら「見た目の好み」を考えているうちに，やはり自分にはAriaがいいなあ，という結論に。
　特にユーザインターフェイス。Ariaに搭載されているHTC Senseがよさげ（これはSoftBankのDesire HDの実機を触って確認済み）ですし，マルチタッチにも対応しています。
　今回Ariaの購入に踏み切った一番の理由はテザリングがついたことですが，同時に今までTouch Diamond単体でやっていたことも，同じようにできて（むしろその上を行って）ほしいわけです。ただ，それをやるにはPocket WiFi Sの液晶のサイズと解像度，それから日本語変換（変換が１行表示のみ）は，やや物足りなく，Ariaより一歩下がる感じ。スマートフォンとはいえ，かなり思い切って機能を削ったエントリー機のようなので，仕方ないでしょう。
　見た目の好き嫌いも含め，総合的に判断すると，やっぱりAriaの方がいいかな，と。

　と，ごちゃごちゃ理屈をつけて，自分がAriaを選んだ結果，がっかり，という結末にならないように予防線を張っているだけかもしれません（笑）。心理学的には「認知的不協和の低減」というやつです。
　正直なところ，「Pocket WiFi Sの存在を知らないまま，Ariaを買ってしまいたかった」という気分でもあるわけですが（笑）。

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