Ariaのテザリングを試す【HTC Aria】

　今年もよろしくお願いします。

　さて，新年１本目は，年末に書いた通り，HTC Ariaのテザリングの話です。
　帰省の折に，ちょっと試してみました。

　ちょっと高をくくっていたら，鉄道は２日の越後湯沢行き「はくたか」の指定席が満員になってしまい，慌てて飛行機を探したものの，ANAは朝イチの便の残りしかなく（ANAのマイレージを使うので，なるべくANAにしたい），結局埼玉に戻るのには飛行機，こちらへ戻るには新幹線＆はくたか，ということになりました。

　１日のうちにAriaとiPadの設定を済ませておき，２日の朝，小松空港での搭乗待ちの間に使ってみました。搭乗口がANAのラウンジ側（２番搭乗口）だったので，Ariaもそのラウンジ内の無線LANを拾っています。まず，3GまたはHSDPAを使えるように携帯電話のネットワーク接続を起動し，続いてWi-Fiスポットをスタートさせると，これで無線LANルータ化完了。同時に，Aria自体はWi-Fi接続できなくなるので，Ariaでのメールチェックやwebの閲覧は3GかHSDPAを使用することになります。
　iPadを起動すると，拾った無線LANのうち，設定済みのものから接続しにいきますので，自動的に設定済みのAriaにつながります。とりあえず，“iCab Mobile”を起動して，いくつかのサイトを見てみましたが，特に速度に不満はナシ。また，仕事場へのメールと自宅へのメールを，DM以外はGmailに転送するように設定してあったので，メールチェックもしてみましたが，これもあまり不満を感じることはありませんでした。これでiPadの活用の幅が広がります。
　今度はViliv S5で試してみますが，BT-DUNより設定は簡単だし，同時に５台までつなげられる（BT-DUNは当然１台だけ）のもBT-DUNよりいいですね。

　Aria単体での使用にも，ストレスはありません。ときどきタッチし損ねることはありますが，動作はTouch Diamondよりきびきびとしています。羽田空港から実家に帰る途中，秋葉原のヨドバシにあるイーモバイル・ショップでAria用の液晶保護フィルムを買い，これを貼りつけました。タッチが鈍くなるようなこともないし，保護フィルム表面の手触りも悪くないので，気に入っています。

タグ：HTC Aria S31HT HTC