北陸新幹線! [日常]
3月13日開業の北陸新幹線。
17日に日帰りで東京に出張(某研究集会のため)したので,往復新幹線を利用してみました。
開業日はとんでもない混雑だった金沢駅の構内ですが,観光客がやや多いかな,程度で,だいぶ空いていました。
予約したのは,金沢駅10:12発の「かがやき」508号。速達タイプの「かがやき」は全席指定。グリーン車と話題の「グランクラス」は,「かがやき」,「はくたか」ともチケットがない限り見学すらできません。
普通車とはいえ,上越新幹線に比べて足下が広いです。さらに,上越新幹線とは違って,普通車にも各席に電源コンセントがあります。窓側の席は足下の壁,通路側の席は前席のシートポケットの下です。
実家の最寄りの大宮まで,以前は特急「はくたか」と上越新幹線で3時間30分あまりかかったのが,「かがやき」は乗り換えなしの2時間で到着。帰省するなら,これからは断然新幹線ですね。各停タイプの「はくたか」だと約3時間かかりますが,それでも30分は短縮され,かつ乗り換えも不要です。
ただ,途中にトンネルや山間地が多く,糸魚川の先から群馬県側に出るまでは,携帯がつながらないことがしょっちゅう。車内Wi-Fiもないので,このほぼ1時間は使い物になりませんでした。
研究会を終え,ちょっと寄り道して(蔵前の「カキモリ」さんで,ノートを作ってきました)から,帰途に就きました。今回は大学の業務の一部なので,往復の出張旅費は大学の個人研究費で落ちるのですが,普通運賃まで。そこで,少々自腹を切って帰りはグリーン車を取りました。乗ってみたかっただけです(笑)。
普通車は3列ー2列ですが,グリーン車は2列ー2列で,普通車よりもシート幅が広く,足下はさらに広くなります。シートは電動リクライニングで,フットレストも電動です。ヘッドレストには読書灯が装着され,電源コンセントは座席の間にあるアームレストにまとめて2つ。秋に新調したノートPCをコンセントにつなぎ,1日放置で返信できなかったメールの返信と,出張報告書の下書きを書いたのですが,ちょくちょく電圧の低下があるようで,電源プランが頻繁にバッテリーモードに切り替わって画面が明るくなったり暗くなったりするのがうっとうしく,結局コンセントからプラグを抜いてしまいました。
「グランクラス」は本革シートで,さらに幅も広い(1列ー2列)のですが,隣の席が空いているならグリーン車も充分快適です。「グランクラス」には専任のアテンダントがいて,食べ物や飲み物のサービスがありますが,金沢ー東京間の片道の運賃は,金沢ー東京間の片道普通運賃をほぼ丸ごと上乗せした額になります。グリーン車は4700円程度の上乗せで済みますから,ビジネスユースならこちらでしょうね。もし,「グランクラス」に乗る日があったとしたら,速達タイプの「かがやき」よりも,「はくたか」で時間をかけて楽しむ方を取るかもしれません。
一方,小松ー羽田を結ぶ飛行機は,JALもANAも値下げをしています。富山や小松を利用するユーザーには,マイレージ加算などのキャンペーンを展開していますし,小松空港は駐車場料金も値下げになりました。JALは全席本革シートの機材を投入したようです(そういうCMを頻繁に流しています)。
今回は日帰りの出張で,かつ研究集会の会場が羽田から遠かったこともあり,新幹線を選びましたが,1泊の出張になるような場合は,JALの出張パックやANAの旅作の方が割安になる可能性もありますね。ANAの場合,特割で数百円程度,旅割ならもっと安く上がります。
使用する機材が,新幹線の開業に合わせてB767やB737に変わっています。以前はB777やB787,一時はB747(ジャンボ)まで飛んでいた小松ー羽田線ですが,新幹線の影響をもろにかぶる以上,仕方のないところでしょう。
観光産業には大きなプラスでしょうが,大学教員としては「ストロー現象」に頭を悩ませることにもなります。この先の受験生の動向に気を配らないと。
17日に日帰りで東京に出張(某研究集会のため)したので,往復新幹線を利用してみました。
開業日はとんでもない混雑だった金沢駅の構内ですが,観光客がやや多いかな,程度で,だいぶ空いていました。
予約したのは,金沢駅10:12発の「かがやき」508号。速達タイプの「かがやき」は全席指定。グリーン車と話題の「グランクラス」は,「かがやき」,「はくたか」ともチケットがない限り見学すらできません。
普通車とはいえ,上越新幹線に比べて足下が広いです。さらに,上越新幹線とは違って,普通車にも各席に電源コンセントがあります。窓側の席は足下の壁,通路側の席は前席のシートポケットの下です。
実家の最寄りの大宮まで,以前は特急「はくたか」と上越新幹線で3時間30分あまりかかったのが,「かがやき」は乗り換えなしの2時間で到着。帰省するなら,これからは断然新幹線ですね。各停タイプの「はくたか」だと約3時間かかりますが,それでも30分は短縮され,かつ乗り換えも不要です。
ただ,途中にトンネルや山間地が多く,糸魚川の先から群馬県側に出るまでは,携帯がつながらないことがしょっちゅう。車内Wi-Fiもないので,このほぼ1時間は使い物になりませんでした。
研究会を終え,ちょっと寄り道して(蔵前の「カキモリ」さんで,ノートを作ってきました)から,帰途に就きました。今回は大学の業務の一部なので,往復の出張旅費は大学の個人研究費で落ちるのですが,普通運賃まで。そこで,少々自腹を切って帰りはグリーン車を取りました。乗ってみたかっただけです(笑)。
普通車は3列ー2列ですが,グリーン車は2列ー2列で,普通車よりもシート幅が広く,足下はさらに広くなります。シートは電動リクライニングで,フットレストも電動です。ヘッドレストには読書灯が装着され,電源コンセントは座席の間にあるアームレストにまとめて2つ。秋に新調したノートPCをコンセントにつなぎ,1日放置で返信できなかったメールの返信と,出張報告書の下書きを書いたのですが,ちょくちょく電圧の低下があるようで,電源プランが頻繁にバッテリーモードに切り替わって画面が明るくなったり暗くなったりするのがうっとうしく,結局コンセントからプラグを抜いてしまいました。
「グランクラス」は本革シートで,さらに幅も広い(1列ー2列)のですが,隣の席が空いているならグリーン車も充分快適です。「グランクラス」には専任のアテンダントがいて,食べ物や飲み物のサービスがありますが,金沢ー東京間の片道の運賃は,金沢ー東京間の片道普通運賃をほぼ丸ごと上乗せした額になります。グリーン車は4700円程度の上乗せで済みますから,ビジネスユースならこちらでしょうね。もし,「グランクラス」に乗る日があったとしたら,速達タイプの「かがやき」よりも,「はくたか」で時間をかけて楽しむ方を取るかもしれません。
一方,小松ー羽田を結ぶ飛行機は,JALもANAも値下げをしています。富山や小松を利用するユーザーには,マイレージ加算などのキャンペーンを展開していますし,小松空港は駐車場料金も値下げになりました。JALは全席本革シートの機材を投入したようです(そういうCMを頻繁に流しています)。
今回は日帰りの出張で,かつ研究集会の会場が羽田から遠かったこともあり,新幹線を選びましたが,1泊の出張になるような場合は,JALの出張パックやANAの旅作の方が割安になる可能性もありますね。ANAの場合,特割で数百円程度,旅割ならもっと安く上がります。
使用する機材が,新幹線の開業に合わせてB767やB737に変わっています。以前はB777やB787,一時はB747(ジャンボ)まで飛んでいた小松ー羽田線ですが,新幹線の影響をもろにかぶる以上,仕方のないところでしょう。
観光産業には大きなプラスでしょうが,大学教員としては「ストロー現象」に頭を悩ませることにもなります。この先の受験生の動向に気を配らないと。
タグ:北陸新幹線
コメント 0