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初胃カメラ [日常]

 あんまり嬉しくない初体験ですが。
 先週の初め頃から,胸の真ん中(ちょうど肋骨のあたり)に疼痛があり,土曜には物を飲み込むとしくしく痛む有様で,今日診察を受けに行ってきました。

 以前,鈍い頭痛がしばらく続いたときに診察を受けた金沢医療センターへ行き,症状を話すと消化器科の受診を指示されました。ひょっとすると内視鏡検査もあるかな,という気もしていたので,昨夜10時以降は水1滴すらも口にしてません。
 待つこと1時間少々,ようやく診察の順番が来ました。一通り症状を説明すると,ドクターが手早く電子カルテと各種検査の指示票を打ち込んでいきます。で,「レントゲンと心電図と血液検査と内視鏡ね」。
 ああ,やっぱりやりますか。

 指示された順番は,レントゲン→心電図→内視鏡→血液。最初の2つはほとんど待つことなく終了し,あっという間に内視鏡室到着です。
 液体の飲み薬を飲み,次に氷の塊になった麻酔薬を口の中で溶かして飲みます。微妙にのどのあたりがしびれる感じ。続いて左肩に注射を1本打たれて,いよいよ「横になってください」とマウスピースをくわえるように言われます。
 結構えづくんかな,どうかな,と思っていると,いよいよ胃カメラ登場。最初はやっぱり,おえ,となりかけましたが,奥に入っていくにつれてそれなりに苦しいものの(鼻づまり気味だったからよけいに),だんだん自分の食道やら胃やらを見る方に熱中。自分の内臓の中を見るなんて,普通ならしなくていい体験ですしね。「おお,結構きれいじゃん」とか「あ,これさっき飲んだ薬?」とか,のんきに思ってたわけです。
 ――が,空気入れますよ~,あたりから徐々に苦しさの方が勝ってきて,もう終わって-,と思っていると,するするとカメラが後退を始めました。

 血液検査の結果が出るまで待つように言われ,待つことまたまた1時間。すでに病院にいる時間は3時間近く。胃カメラを飲んだときの潤滑剤みたいなのをきれいに拭き取ってから内視鏡室を出てきたつもりだったのですが,何だか口の中全体がもにょもにょする感じ。1時間は口もすすがない方がいいと言われたので,どうにもなりません。
 ちょうど同じ頃に検査を受けて戻ってきた男性(そろそろ60代ぐらいとお見受けした)が,ドクターに「ひょっとすると入院かも」とささやかれているのを見て,ふと我に返りました。
 さっきの胃カメラの映像で,自分は何も見つけられなかったけど,専門医が診たら何か問題があるのだろうか。それとも消化器ではなくて気管の方か,とかいろいろ考え始めてしまい・・・。

 ようやく,スタート地点の診察室でドクターから伝えられたのは

「何にもない。異常なし」

 の一言でした。
 胃カメラの画もきれい(間違ってなかったのね,私の眼),レントゲンも何も写ってない,問題はコレステロールとγ-GTP他数点だが(つまり生活習慣病予備軍だ),それは今回の痛みとは何の関係もない,ときれいさっぱり。

 じゃあ,何で痛みがあるのさ,という点は疑問として残りましたが,やっぱりストレスなんでしょうか。胃に穴が開いていたりしなくて,ほっとしました。


タグ:胃カメラ
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