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M205の書き心地【レビュー】 [モノ語り:文具]

 先日,衝動買いしたPelikan トラディショナルM205ブルーデモンストレーター。
 インクの充填を終えて一晩置き,今日から使い始めました。

 今日の会議の記録を取るために持って行ったのですが,その前にさらさらと試し書き。
 インクを入れた直後に試したときは,同じ用途で使っているステンレススチールのEFニブのペン先を持つラミー・サファリよりもややインクの出が鈍いように思っていたのですが,一晩経ってみたらそうでもなく,さらさらと書いていけます。字はサファリよりもさらに細く書け,それでいてペンの運びも滑らかなので,非常に使い心地がいい万年筆です。ペンの運びが滑らかなのはインクの違い(M205に入れたのはペリカンのロイヤルブルー)も影響しているかも。
 M205の書き味を「さらさら」とするなら,サファリは,入れているインクとペン自体の個体差にもよりますが,一番使用頻度の高い赤(インクはウォーターマンの赤)と黄色(ラミーのブルーブラック)は,もう少し硬めで「しゃりしゃり」ぐらい。さらに,以前サファリと一緒に購入したペリカーノとは,ちょっと比べられません。全然違います。

 大学の会議では,次々と報告される内容の要点だけを書き留めているのですが,今日は書いているのが楽しく感じられる会議でした(今日の議題そのものに,そんなに深刻な話が出てこなかったのもありましたが)。

 持ったときのバランスも,サファリとは違います。書くときにキャップをペンの胴軸に被せると,サファリは私の手にはバランスが悪くなる(後側が重くなってしまい,書いていて疲れる)のですが,M205はむしろ被せた方がバランスがよくなります。それもそのはずで,M205はキャップを被せて約15センチで,ちょうどキャップを外した状態のサファリと同じくらいですキャップを外したサファリより1センチぐらい長い程度(キャップを被せたサファリは約17センチ)。私の手には長さ15センチ前後の万年筆が合っているということでしょう。

 ところで,サファリはデザイン変更がおこなわれ,赤・青・黄色・黒の軸のペン先とクリップが,ブラックからシルバーに変わったようです。黄色は軸の色自体も明るい黄色に変わっていて,先日実家に帰省した折にロフトで買ってきたサファリのペンシルと比べると,万年筆(黒ペン先・黒クリップ)は濃い黄色でした。


タグ:万年筆 Pelikan
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