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XRの夏休み [バイク]

 3ヶ月のご無沙汰でした。
 なんともはや,慌ただしい3ヶ月でした。
 前回の記事を書いた後,急遽飛び込んできたパンフレットの作成に始まり,8月初めのオープンキャンパスまで,ほぼノンストップで何らかの「研究や授業以外の業務」を抱えている有様でした。
 うちの学校は,お盆の時期に1週間完全休業となる(緊急用務以外の登学は控えて,という通達も)のですが,そのお休みも今日まで。学生たちはもうしばらくお休みですが,我々はそろそろ仕事再開です。それでも,多くの方々よりは長い休みですよね。
 全国各地と同様,毎日暑い日が続く中,久しぶりにバイクで出かける時間を作ることができました。
 行き先は,ごく近場。以前から存在は知っていても,走ったことがなかった林道犀鶴線(全長約31キロ)です。

 犀鶴線は,金沢市駒帰町(熊走大橋)と白山市(旧鶴来町)を結ぶ林道で全線舗装済み。道幅が狭いところも多い上,ガードレールもない(車止めはある)崖っぷちも。
 実は,XR230が納車された直後(5月)に一度行ってみたのですが,そのときは雪と一緒に斜面を落ちてきたとおぼしき倒木や,直径20センチそこそこから直径1メートル超えの落石やら岩やらが道路をふさいでいて,そして入口から10キロも行かないうちに大量の残雪に阻まれ,引き返してきたのです。

 暑い最中に走るのは嫌なので,夕方4時頃にバイクを出し,まず給油。
 そこから林道の入口まで走り,まずは登り。道路の倒木や岩はきれいに取り除かれていて,前回雪に阻まれたところも難なく通過。堂町へさしかかる手前から,今度は一気に下って堂大橋(入口から約14キロ)へ。ここ堂町は,内川ダムの開業に伴って廃町となった地区です。
 そのまま川沿い(山と山の間の谷間)を菊水町へ進むと,対岸の山の中腹当たりに道路が。あそこへ上がるのかあ,と思っていると,雲が低く垂れ込めてきて,さらに上の方がその中に隠れているのが見えます。
 しばらく谷間の道を進むと,右へほぼ180度ターン。今まで右に見ていた川の水源をまたいだようです。ここから一気に登り,雲の中へ突っ込む形に。
 やがて鶴来側へ出ると,一気に西側へ視界が開けて,素晴らしい眺望。ちょうど雲の下に西日が差し込み,眼下には鶴来から能美市が広がり,日本海まで見わたせました。このあたり,かなり涼しく,夏ジャケットを羽織っていてよかった,と思うくらい。
 そこで初めて,デジカメ持ってこなかった!と気づきました。もったいないことをした。

 ここからは,鶴来側へひたすら下ります。下りきったところは,獅子吼高原からやや白山寄りの鶴来浄水場のすぐそば。ここから金沢側へ引き返すと,毎年夏に来ている白山比咩(ひめ)神社と石川県ふれあい昆虫館があります。今日はもう昆虫館には寄れないので,とりあえず白山比咩神社にお参りして,そこでしばし休憩して,あとは自宅へ一直線。

 XR230は,高回転域は伸びず,6速でぶん回しても70キロそこそこでもう息切れするんじゃないか,というエンジン音と振動になりますが,その代わり低速はよく粘るので,上り下りの多い林道でしたが,あまり苦にもならず,快適に走れました。
 今度は,のんびり1日かけて学生時代にXLR-BAJAでやった海岸線沿い能登半島1周をもう一度やってみようかと思います。
 せめて,学生たちの夏期休業期間が終わる前には,能登島あたりまで行ってみたいですね。


タグ:XR230
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