SSブログ

高速インプレッション・2 [クルマ:ルノー・キャプチャー]

 毎年の夏休み中の仕事である高校訪問。今年も新潟方面が割り当てられたので,キャプチャーを飛ばして行ってきました。
 いつもは一人旅なのですが,今回は行きのみ同行者がいました。
 キャプチャーには,標準でクルーズコントロールとスピードリミッターがついていますので,クルーズコントロールを駆使して走りました。

 キャプチャーは,前車SX4に比べて,全長は10mm短く,全幅は25mm広いクルマです。タイヤの位置で比べてみると,トレッドは前が30mm,後ろが20mm広くなっているので,ほぼ全幅分タイヤの位置も広がった感じです。しかし,ホイールベースは全長が短くなったのに対して,105mm拡大しています。地上高が10mm高くなったとは言っても,寸法上,走行安定性はキャプチャーの方が上です。
 しかし,前の記事に,
「タイヤに足が負けている感があり,北陸道の富山の路面の荒れ具合が厳しい。ダンピング不足によるバタつきと、修正舵が不要な程度の直進性の乱れがある」
 というコメントをいただきました。
 そのあたりどうだろうな,と思いながらの初の長距離高速移動です。

 その日の仕事を終えて出発する格好になったこともあり,ちょうど夕暮れ~夜にかけて移動することになりました。この時間帯,北陸道を新潟方面に向かうと,多くの大型トラックも走行中。そのため,一定のペースを守ろうとするとトラックと追いつ追われつの走行になりましたが,走行安定性に乱れを感じることもなく,またトラックにあおられるようなこともなく,非常に快適に走ることができました。
 クルコンで走行速度をコントロールすると,アクセルを踏まないのに「ぬるっ」と加速します。それはそれで面白いのですが,やはりとっさの加減速に間に合わないので,大型トラックの流れの隙間を見ながら追い越しをかけていくには,ECOモードを切って踏み込む場合もありました。
 また,地上高が上がったことによるSX4との違いもほとんどなし。どっしり感はアイポイントが低い分SX4の方が上かもしれませんが,これはクルマの性能ではなくて知覚的な問題です。

 コメントをいただいた方が指摘された箇所でも,行き帰りともそれほどばたつきは感じませんでした。コメントを寄せていただいた方のキャプチャーは,グレードが「インテンス」とのことなので,私の「ゼン」とはタイヤのインチ径も履いているタイヤそのものも違います。メーカーはどちらもミシュランですが,インテンスはPrimacy 3の17インチ(205/55R17),ゼンは16インチのEnergy saver(205/60R16)です。Primacy 3の方が走行安定性に,Energy saverは耐摩耗性に振ったタイヤのようです。したがって,同じクルマに同じインチ径を履かせれば,高速走行ではPrimacy 3の方が乗り心地に勝る,と考えられます。
 しかし,ディーラーで試乗車に乗ってみたとき,インテンスは全体に乗り心地が硬く感じました。クルマに詳しい方はすぐにおわかりでしょうが,205/60R16を205/55R17にインチアップすると,車高やタイヤの外径はほとんど変わらず,タイヤの厚み(サイドウォールの高さ)だけが薄くなります。あるサイトで計算してみたところ,その差は約1センチ。この1センチがクッション性に貢献している分が結構大きいのですね。

 さて,今回の燃費ですが,帰り着いた時点での走行距離が約693km,オンボードコンピュータの平均燃費は6.2L/100kmでした。一般的な燃費表示で言えば,約16km/Lです。
 SX4やその前のエスクードで同じ新潟市内へ出張したときの記録では,10~12km/Lですから,だいぶ燃費は向上しています。しかも,今回は新潟への往路と復路の柏崎までは2名乗車でしたし,新潟市内は訪問の順番の設定上,少し走っては駐車を繰り返しています。エアコンも常時ONです。SX4でも同じようなことをしていたとはいえ,2名乗車ではありませんでしたから,そこを考慮に入れても,だいぶよくなったと言えるでしょう。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。